須田幸英税理士事務所 事務所通信 平成29年10月号掲載
キラキラネーム
  先日、「林先生が驚く初耳学」という番組で「キラキラネームと学力の低 さには、相関関係がある」という持論を林先生は展開していました。
 私は、今までキラキラネームという言葉は知りませんでしたので、ネットで調べてみると「一般常識から著しくはずれているとされる珍しい名前」ということでした。そういえば以前「悪魔」という名前をつけようとした父親がいました。(キラキラネームとは関係ありませんが、その父親は窃盗犯で逮捕されたそうです。)
 キラキラネームとは例えば、次のような名前です。
是留蛇(ぜるだ)、弟吾琉(である)、歩木鈴(ぽこりん)、材波(あるは)唯一神(ゆいか),凛空(りすか)、神生理(かおり)、紗音瑠(しゃねる)乃絵瑠(のえる)、未羅乃(みらの)、宇宙(あーす)、心太(はあふ)

 いくつ読めたでしょうか?
 林先生の主張は「固有名詞は、ある一つのものを特定して指示する機能がある。とするとぱっと見た時に誰と特定できない、指示ができないような名前をつけることが、固有名詞本来のあり方に則しているか」というものです。

 確かに名前の付け方は難しいものです。
私自身も生まれた時は「幸雄」という名前でしたが、同じ部落の私より先に生まれた男の子が、同姓同名であったため、郵便物の誤配があると困るということで「幸英(ゆきひで)」という名前に両親が改名したのです。
(戸籍にもその痕跡が残っています。)
そう変えたにもかかわらず、「こうえい」とか「ひでゆき」と読む人が、 いますし、ワープロソフトで「ゆきひで」と入力すると「幸秀」と出てそのまま出席者名簿に掲載されたりすることもあります。

 林先生の説が正しいかどうかは、調べたことがないのでわかりません。
ただ、名付けられた子供には責任はありません。名前が原因で、いじめられたり日常生活に不便を感じるようであれば、かわいそうな気がします。
 また、学校の先生は大変だろうなということは想像に難くありません。
ちなみに、私の名前は「キラキラネーム」とまでは言えないだろうと思うし、当初の「幸雄」よりも「幸英」の方が気に入っています。

                所長 須田幸英
 事務所通信10月号掲載
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